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機能と審美の両立を目指すフルデンチャーテクニック

   ~機能と審美の両立を目指すフルデンチャーテクニック~

        須藤哲也先生 実習セミナー受講報告

                        株式会社 シンワ歯研
                           義歯課 佐藤 大介

セミナー02


1.日時
 平成24年2月18日~19日
2.講師
 須藤哲也 先生
3.内容
 ・解剖学的ラウンドマークを基準とした模型解析
 ・平均値の利用による審美性を目指した前歯排列
 ・機能としての両側性平衡咬合における臼歯排列と咬合調整
 ・IODのリスクにおける講義
4.所感
 今回のセミナーでは、模型解析による解剖学的ラウンドマークに基づいた平均値を 利用する審美と機能の両立を目指すフルデンチャーの排列を行いました。
 顎堤の吸収が著しく進んで排列位置が分かりにくい臨床のケースに応用できることから、模型解析がとても重要であると感じました。
 前歯の排列ではクリアのデンタルメジャーを用いてシンメトリーをチェックするなど、目や感覚だけに頼るのではなく、道具を最大限に利用することが大事だと教わりました。
 年齢が増すごとに口唇から上顎前歯が見えなくなるというデーターも、とても興味深く、参考になりました。
 臼歯排列では、パウンドラインに準じ歯列弓をシメントリーに排列し、側方運動時は、作業側で上顎・第2小臼歯・平衡側では、上顎第一大臼歯にてバランシングガイドを付与し、セミバランスオクルージョンを目指しました。
 セミナーを通して、感覚に頼る技術よりも何故そうなるのかの理由を正確に人に伝えることができる技術こそが本物の技術であり、歯科技工士にとって「考える力」が重要であると教えてもらいました。今回の経験を大切にし、臨床ケースに活かして、須藤先生のような熱い技工士になりたいと思いました。

セミナー01
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シンワのこだわり

その1 レジン重合

シンワ歯研のレジン重合は、コスモスシステムを採用しています。
現在、弊社では3台のコスモスシステムを所有しています。
モノマー比を少なくし、高圧で鋳込むことによりレジンの性質を向上させると考えております。また、上下のフラスコを開りんしませんので、咬合高径も変わりません。
更にもう一段精度を追及する場合は、DSシステムを使います。
これは、粘膜面側から重合を行いますので、適合精度が非常に高いレジン床が製作できます。

その2 アルミナコーピング

メタルセラミックスにおける陶材とメタルの結合は、
①機械的結合(インターロッキング効果) 22%
②圧縮力による結合(陶材による締め付け効果) 26%
③ファンデルワールス力(分子の分極による引力) 3%
④化学的結合(合金表面の酸化膜層と陶材成分との反応として生じる結合力) 49%と言われています。
しかし、ジルコニアフレーム専用陶材との溶着メカニズムにおいて、上記の①~③は存在していますが、溶着の半分の化学的結合についてその根拠が証明されておりません。したがって、極論を言えばメタルセラミックに比べて約50%結合力が不足している可能性があるということです。
弊社がアルミナコーピング「ウォルセラム」を導入している理由は、ガラス浸透タイプなので、コーピングとレイヤリングの陶材が強固に結合する為、剥がれという破折リスクが少ないと考えるからです。
さらに、コーピングの形態にサポート形状(咬合力をフレームで受ける)を施すことによって、より壊れにくいコーピングデザインになると考えております。

その3 ノンクラスプデンチャーのレスト

ノンクラスプデンチャーが登場して数年が過ぎ、弊社にも多くの問い合わせを頂くようになりました。
問題点の多くは、①修理(特にリベース)ができないこと ②義歯の沈下が起きるケースがある この2点が挙げられます。
巷では、ノンクラスプデンチャーの設計でレストをあえて設けない症例が存在し、顎提に少なからず悪影響が及んだようです。弊社としても審美を優先することは大事ですが、一方で顎提を守れる設計にこだわっております。その一つとして、レストを設けるということは欠かせない条件と考えます。
レストには、①沈下防止(サポート効果) ②歯根膜へ咬合を伝えることにより咬みすぎを防止する この2つの効果があると考えます。
そこでシンワ歯研では、レストをメタルで設けることを設計で提案させていただいております。

その4 マイクロスコープ

現在、シンワ歯研では8台のマイクロスコープを所有しています。
弊社のトリミングは全てマイクロスコープ下での作業となります。
何より、きちんと形成面を把握することが適合へのアプローチとして欠かせないと考えております。

私たちの思い

 弊社は新潟を中心に前身からかぞえ半世紀に渡り、歯科技工を営んでおります。現在取引先は新潟大学歯学部をはじめ、医院様約150件になります。
 経営理念に「歯科技工を通じて、社会に貢献する」と掲げております。それは患者様や先生方、クリニックのスタッフの方々に必要な存在であり続けられるという意味であります。そのために大切なキーワードは、イノベーション(技術革新)クラフトマンシップ(技術者魂)と考えております。
 患者様にとってより快適で健康、安全な補綴物を提供できるようイノベーション(技術革新)を取り入れております。また、技術もモチベーションの高いクラフトマンシップ無しでは進歩しません。OJT、研修会を通じて、社員教育に努めております。
 最近、技工学校の相次ぐ閉鎖、また、若い技工士の離職、(技工士学校卒業後、半数以上が他の業種に進むそうです)と、今日本の技工士界は危機的状況にあるといえます。このままですと、将来の日本の歯科技工を支える人材が育ちません。若い技工士が仕事の面白さを感じ、やりがいを感じられる、歯科技工士がそんな職業になるよう努力していかなければと考えております。
 先生方におかれましても、一層のご理解を御願い致します。
 健康と快適、そして美しい笑顔を患者様に御提供されている先生方と一緒に、これからも歩んでいきたいと考えております。


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